2016年4月20日水曜日

学資保険や個人年金の保険料が2017年4月から値上げされます

今朝の日経によると、
生命保険各社は老後に備える年金保険や子どもや孫の学費に充てる学資保険など保険料を毎月払う商品の保険料を2017年4月にも引き上げる検討に入った。既に契約している分は据え置き、新規分から適用する。日銀のマイナス金利政策に伴う運用難が主因で、値上げ幅は1~2割になる可能性がある。(日経朝刊 2016年4月20日)
こういったニュースを見ると、2017年4月に保険料が上がりますから、今のうちに年金や学資保険に入ってくださいねという広告のように思えてしまいます。

確かに銀行に預けておくよりは増えるかもしれませんが、学資保険に払うお金の一部をこのブログで紹介している保険に預けるだけで、将来の資産の増え方はぜんぜん変わってきます。

2016年4月10日日曜日

グローバル・フランチャイズの構成銘柄 #1 マイクロソフト

ソニー生命のグローバル・フランチャイズの構成銘柄を見ていると、
ここ最近はシェアの一番高い銘柄として君臨していたのは、ネスレでした。

しかし今年に入ってからはずいぶんと変わっています。
ネスレを抜いて一番となったのはマイクロソフトです。

マイクロソフトのことを知らない人はあまりいないかもしれません。

なぜマイクロソフトがここまで構成比率を高めたのか、
また今後の動向はどうなのかを少し見てみたいと思います。

まず最初に、マイクロソフトの2015年売上は936億ドルです。
2013年、2014年の数字が778億ドル、868億ドルとなり、順調に数字を伸ばしています。

では何によって売上を上げているかみてみると、マイクロソフトは主に3つの事業に分かれています。

①Productivity and Business Processes(法人、個人向けOfficeの提供)
②Intelligent Cloud(サーバーやクラウドサービスの提供)
③More Personal Computing(ゲーム、検索、Surface等の端末)

通常、パソコンでエクセルやワードを使用するときには、
マイクロソフトの提供するOfficeが必要となります。

よくパソコンを使っていると、
ソフトの更新に伴い、サポートサービスが終了しますというアラートを受けとります。

このことによって、
利用者としては新しいソフトが必要になり、
そして、自然とマイクロソフトの新しいバージョンのOfficeを買うことになります。

つまり利用者としては知らず知らずのうちにマイクロソフトの製品を買っているわけです。

各事業について売上は出ていますが、
しっかりと利益を出しているのは①と②のみです。
しかも約50%弱の利益率となっています。

マイクロソフトとしては①と②において圧倒的にブランドを持ち、
他の会社がまねできないような商品を持ち、しかもお客が浮気をしない。

マイクロソフトには事業から稼いだ潤沢な資金があり、
さらに毎年200億ドルを超えるフリーキャッシュフローがあります。
2015年度は231億ドルでした。

15年度の株主還元額は233億ドルで、
約100億ドルを配当に、残りを自社株買取資金として使っています。

今まで株主還元についてはあまり積極的ではなかったマイクロソフトですが、
ここにきて、フリーキャッシュフローの相当額を使っています。

本来であれば利益の出ている①と②だけに集中していただきたいところです。
ただ上場企業という性質、成長を求められる限り、新しい分野への投資やM&Aは必須となるのかもしれないです。

ここにきて、マイクロソフトのブランド、製品、利益を生み出す力など、
日本の企業にはない圧倒的なものを感じたのは確かです。
しばらくは安定してキャッシュフローを生み出すことでしょう。

外貨建保険の保険料支払で注意すべきこと

外貨建保険の場合、保険料の支払いはもちろん外貨建てとなります。
毎月もしくは毎年の保険料は為替の影響を受けて変動します。

1ドル80円で入ったドル建終身保険が、
次の年には1ドル120円になって、保険料が1.5倍になったという話は珍しい話ではありません。

保険料が支払うことができなくなった場合、
払済、減額、最悪の場合は、解約ということもあり得ます。

せっかく将来の資産形成のために加入したドル建て保険によって、
契約者は大損をしてしまうわけです。

ここでしっかりとした担当者がいれば適切なアドバイスをしてくれるかもしれません。

あともう一つは事前に、将来支払うための外貨を準備していくという方法です。
通常、銀行で外貨を購入するとなると、1ドルあたり1円という結構な手数料をとられます。

そこでFXで準備すると方法もありますが、
ここで誰でも簡単にできる方法で、自動的に準備していきたいと思います。

それが為替オプション付き仕組預金です。
名前だけ聞くと、少し難しそうです。

プレミアム・デポジット

詳細はリンク先を見ていただければと思います。

簡単にご説明すると、ある一定期間の満期時に、
自分が設定した為替レートよりも円高水準であれば、設定レートで外貨を購入、
円安であれば、円のままという商品です。

円安の場合、円のまま戻ってくるので、何もお得感がなさそうですが、
実は、この一定期間の利息を受け取ることができます。
外貨の場合も、利息はつきます。

もちろん通常、銀行に日本円を預けたような利息ではないです。
この利率は、交換する外貨と期間によって決まります。

余裕資金がありましたら、少し楽しみながら、
外貨を購入し、そして利息ももらうことができます。

円高に向かう今、検討すべき保険

2015年末ごろは1ドル123円だったものが、今では108円ぐらいまでなっています。
約15円(10%強)ほど円高方向に進んでいます。

このトレンドは、米国利上げの後退する中で読みづらく、
場合によっては100円を割る水準になると思っています。

そんな中で検討すべき保険としてはドル建ての保険です。

具体的には、プルデンシャル・グループのドル建終身保険や、ドル建リタイアメント・インカム、
メットライフ生命のUSドル建IS終身保険などがあります。

長期的にドル建で資産形成を行うことができ、
また円高になったタイミングで、ドルを買い、前納することもできます。
前納すると保険料が割引になります。

さらに必要に応じて、契約者貸付を行い、さらなる投資資金に回すことができます。
不動産投資に回してもいいですし、投資信託を購入するのもありです。

プルデンシャル生命の保険だと直販のみで担当者が付きます。
プルデンシャルグループのPGF生命や、メットライフ生命であれば、銀行でも購入することができますので、もしご興味があれば一度メインバンクに足を運んでいただければと思います。

2016年4月6日水曜日

保険に入るお金が無いという方へ

私が保険の外交員をやっていたとき、よくお客さんから、
良いのはわかるんだけど、今始めるお金が無いんだよね。
という方がいました。しかも少なくない人数でした。

それは断り文句の一つかもしれませんし、
また保険を始めるのが怖いのかもしれませんし、
本当にお金がないのかもしれません。

ただそういったときによくお話ししていたのが、
もしかして、収入からいろんなものにお金を使い、
余ったお金で、保険に入ろうとしていませんかと。

そう考えているのであれば一生お金は貯まりません。
やりたいこともやれないだろうし、買いたいものも買えないかもしれません。

お金を貯めるには一つの仕組みが必要です。
しかも、簡単で、自動的に貯めてく行く仕組みです。

どういった仕組みかいうと、
収入から使いたいお金を使うのではなく、
必要なお金はあらかじめ別のお金として取っておくわけです。

そして余ったお金は自由に使うことができます。

別のお金として分ける仕組みは何でもいいわけですが、
仕組みの一つとして、口座引落しというものがあります。

毎月ある日になると、一定金額が自分の口座から引落しされます。
ここで出てくるのが、保険料の引落しです。

掛け捨てで、戻ってくるものが無ければ、さみしいものです。
ただ運用次第では何倍にもなって戻り、そして毎年引き出すこともできるものであれば、ちょっとした楽しみになるかもしれません。

余ったお金は自由に使うことができると言いましたが、
もし急な出費でお金が無くなったらどうするかというと、
短期的な出費であれば、契約者貸付を使うこともいいかもしれません。

返すお金ができれば返済すればいいわけです。
保険の契約は継続され、今までどおりの運用がなされます。

保険に入るお金がないという方はぜひ一度ご自身のお金の動きを見てみるといろんなことがわかると思います。

生命保険とNISA投資の組み合わせ

生命保険の契約者貸付と、
NISA口座を使った、投資信託の投資はアリだと思っています。

ここで投資信託といっても、
インデックスファンドへの投資とか、ノーロードの投資ではありません。

新聞や雑誌ではあまりいい評価がなされていませんが、
ここでの投資信託とは、毎月分配型の投資信託です。

なぜ毎月分配型の投資信託がよく思われていないかというと、
投資信託の運用があまりうまくいっていないにも関わらず、投資信託の買い手を集めるために、運用以上に分配金を支払っているからです。

分配金の源泉はもちろん投資信託の元本です。
つまり分配金を支払えば払うほど、投資信託の基準価格は下がるわけです。

基準価格が下がるようであれば、元も子もないですよね。
なので、分配金型はあまりいいように思われていません。

でも分配型の投資信託の中には、
しっかりと運用して分配している投資信託もあります。

その分配金をNISA口座において非課税で受け取るわけです。

つまり、まず生命保険に加入し、
その解約返戻金を使って、契約者貸付を行います。

貸付を受けた資金を使って、
毎月分配型の投資信託を購入します。

非課税で受け取った分配金を使って、
さらに生命保険に加入または投資信託を購入します。

そうすると、倍々的に資産を増やしていくことができるわけです。

手元にある資金だけではどうしても限界があります。
ここで借り入れを使うことでレバレッジを利かすことができます。

銀行で借り入れるよりも簡単に、そして期限無く借り入れる方法が契約者貸付です。

投資は自己責任ですのであくまでもご参考まで。

私が加入している保険(2016年4月版)

今私が加入している保険は4つです。

①ソニー生命「変額終身保険」
こちらはこのブログで何度も取り上げている保険です。
払込期間は最短の10年、特別勘定はもちろんグローバル・フランチャイズで100%です。

②ソニー生命「変額個人年金」
これは終身保険で株式が100%を選択できなくなったので、こちらに加入しました。
特別勘定はグローバル・フランチャイズえで100%です。

③あいおい生命「新医療保険A」
医療保険に特約として、先進医療とがん診断をつけています。
入院日数はデフォルトだと60日になりますが、最短の場合30日を選択できます。
この保険を紹介する代理店の人もあまりいないので言ってみてください。

④家族収入保険
私の場合は当時一番安かった、ひまわり生命で加入しました。
掛け捨ての保障性保険はあまり違いはないのでどこでもいいでしょう。

保障がほしい場合は掛け捨てで、
しっかり貯蓄、運用をした場合は、保険会社を選んだほうがいいです。