2016年1月29日金曜日

教育資金や老後資金をためるために、まだ学資保険や個人年金を続けていますか? #4

今年の世界の長者番付を見ると、
1位は3年連続でマイクロソフト創設者のビル・ゲイツ、
2位はインディテックス会長のアマンシオ・オルテガ、
ファーストファッションのZARAを保有する会社ですね。

3位は後でお話しするとして、
4位はメキシコの通信業界を牛耳るカルロス・スリム・ヘル、
5位はネット書店のアマゾン創業者のジェフ・ベゾスとなっています。

こうやって見てみると、長者番付にのる大富豪はほとんどが起業家です。

一方、先ほど飛ばした長者番付3位を見ると、ウォーレン・バフェットという名前があります。
彼はバークシャー・ハザウェイの会長です。

会長なので他の長者番付に載る人と同じかというと、
実は株式投資を通じて、企業の買収や投資を繰り返し、会社を大きく成長した方です。

バフェットのように、株式投資をすれば誰でも富豪になれるわけではないのですが、
誰でもできるようなことをとてもシンプルに伝えていますので、ヒントにはなると思います。

まず彼は一瞬にして大富豪になったかというと、決してそういうわけではなく、
20代にときに貯めたお金2万ドルを活用して、
今の85歳になるまでの長い時間を利用することで、複利効果で資産形成を行っています。

つまり資産形成はいつでも始めることはできます。
したがって、その始めるタイミングは早ければ早いほどいいことになります。

また株式投資をする会社について、
事業の内容を理解でき、長期的に業績が良いことが予想され、経営者に能力があり、魅力的な価格であることと言っています。

実はこの方針はソニー生命のグローバル・フランチャイズと同じなんです。
この投資を自分一人で行うことは大変ですが、プロの投資家によって選択してもらうのは簡単です。

疑い深い方は数千円からでも始めることはできるので、検討してみてはいかがでしょうか。

2016年1月25日月曜日

医療保険にまだムダ金を使っていますか?

生命保険に入ってはいないけど、
医療保険だけはしっかりと入っている人は多いと思います。

ちょっと入院してしまうと、今後入れない可能性があるからと、
とりあえず若いうちから医療保険に入って、入院や手術に備えているかもしれません。

でも日本の医療保険制度をよく見てみると、少し疑問に思うことがあります。

まず病院にいって健康保険証を見せると、通常3割の自己負担となっています。
(年齢によっては1割または2割となります)

3割の自己負担といっても、入院や手術内容によっては金額は大きくなりますが、
そこは高額療養費制度によって賄われています。

平成27年より変わりましたが、実際の自己負担額(1か月あたり)は、
年収によって分けられ、35,400円~約252,600円となっています。

一番上位の区分は年収約1,160万円以上となり、
年収が約370万円から約770万円だと、自己負担額は約80,100円となります。

しかも、この仕組みには軽減措置が取られていて、
①1か月間の家族単位の合算額であること、
(複数回病院にいった場合や同月間に家族が病院にかかった場合等)
②直近1年間に、既に3回以上高額療養費を受けている場合は上限額の引下げ、
が行われています。

さらに加入する健康保険組合によっては、付加給付という仕組みがあります。

それは先ほで高額医療費制度の自己負担額の上限についてお話ししましたが、
健康保険組合によっては、独自の上限額が設定されています。

例えば、2万円という付加給付が設定されている場合には、
自己負担額はあくまでも2万円で、窓口で医療費を支払い、後々健康保険組合より還付を受けるという仕組みです。

自己負担額が毎月2万円であれば、何とかなりませんか。
ぜひ一度、ご自身が勤務されている健康保険組合の制度について調べてみてください。

わからなければ一度銀行か保険の担当者に聞いてみるといいと思います。

2016年1月20日水曜日

教育資金や老後資金をためるために、まだ学資保険や個人年金を続けていますか? #3

番外編として、この特別勘定を投資信託として買うことはできないか。

実はできます。
投資信託としては「モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン」として販売されています。

ただこの投資信託の手数料を見ると、
購入時に3.24%、管理報酬に1.944%(年率)かかっているので高いと思います。

変額保険の場合も管理手数料がかかりますが、
投資信託と比較すると、割安となっています。

手数料の差は後々大きくリターンに影響が出てくるので大切なポイントです。

もしソニー生命の担当者にお知り合いがいたら、担当にご相談を、
いなければ、保険の窓口にでも行かれて相談してみるといいと思いますよ。

2016年1月13日水曜日

教育資金や老後資金をためるために、まだ学資保険や個人年金を続けていますか? #2

なぜソニー生命の世界株式型が他の特別勘定を圧倒するパフォーマンスとなっているか。

通常、株式や投資信託を買おうとすると、
どうしても株価が上がるときの気持ちより、下がるときの恐怖感が強いかと思います。

僕自身もそうです。
絶対に利益の出る株式投資なんてありえないと思っていました。

ただ、もしその恐怖感を最小限に抑えることができれば、
安心をもって、投資を見守ることができるのではないでしょうか。

では世界株式型はどういった会社に投資をしているのか見ていきましょう。

世界株式型は別名、「グローバル・フランチャイズ運用戦略」と呼ばれています。

世界各国の優良企業に集中投資されています。
投資される企業は、優良性とフランチャイズ(優位性)が高く、
有力な無形資産、高い資本投下利益率、潤沢なキャッシュフローを持っています。

さらに個別銘柄の選択には、長期保有を前提に、
徹底的なファンダメンタル分析が行われています。

例えば、ネスレやマイクロソフト、フィリップモリス等です。

こういった企業は、景気がいいときはもちろん、
景気が悪くなった時でもさえも、継続的に利益を上げ続けることができます。

なぜなら私たちにとってはそれらの企業のつくる商品は消費財であり、必需品だからです。

チョコレートが好きな人はネスレのキットカットを買い、
パソコンを使う人は、マイクロソフトのウィンドウズを更新し、
そしてたばこを吸う人は、フィリップモリスのマルボロを吸います。

不景気だからといって急に買うことをやめることはないので、継続的にお金を稼ぐことができます。
しかも、マーケットを世界中に展開しているので、売上げは上がる一方です。

もう一つの特徴として、投資先が20~40銘柄と他のファンドと比較すると少ないことです。
通常、200~300銘柄の株式に投資することは当たり前ですが、このファンドは違います。

投資する銘柄が多いと、一部の銘柄のパフォーマンスがよかったとしても、ファンド全体への影響は小さくなります。
一方、少ない銘柄に対して集中的に投資した場合は、影響は大きくなります。
(もちろん株価が下がった場合はパフォーマンスは下がります)

これらの特徴を持つグローバル・フランチャイズだからこそ、
10数年にわたり継続的なパフォーマンスを成し遂げています。

2016年1月5日火曜日

教育資金や老後資金をためるために、まだ学資保険や個人年金を続けていますか?

子供が生まれたらとりあえず学資保険、
将来の年金が不安だから、個人年金という人がいるかもしれません。

銀行にお金を預けていてもお金は増えない。
でも、株や投資信託をするとなると、お金が減るから怖い。

すると、将来のために学資保険や個人年金という選択肢になります。
相場的には10年、20年払って、戻り率が105%から120%といったところでしょうか。

銀行に預けるよりはまだマシだし、
保険会社にお金を預けるから、お金をムダにつかうことを防ぐことができます。

そう考えている人に今日の話は少しは興味を持ってもらえるしれません。
保険の中にも、保険料を使って投資信託を買う仕組みがあります。

つまり、変額保険のことです。

変額保険を提供する保険会社は、
プルデンシャル生命、アクサ生命、ソニー生命の3社です。

各保険会社の特別勘定の運用状況を見てもらえればわかりますが、
プルデンシャル生命の設定来の年複利(2016年1月末時点)は0.90%~8.22%、
アクサ生命は(2015年12月末時点)は8.3%~12.5%、
ソニー生命(2016年1月末時点)は0.2%~11.7%となっています。

パッと見、アクサ生命のパフォーマンスがよさそうですが、
内容を見ると、設定日が2009年6月と、リーマンショック後となっています。
投資信託のパフォーマンスを評価するには少し短いかもしれません。

一方、プルデンシャルとソニーはともに1999年と実績が長い。

全体を見ると、ソニー生命の特別勘定の一つである世界株式型について、
設定来の騰落率は542%、年複利は11.7%となり、
16年前に100万円預けていれば、今ごろ642万円になっている計算となります。

学資保険や個人年金との違いに気付いてもらえるでしょうか。

すでにソニー生命の保険に入っているようであれば、ぜひ担当者に相談してみてほしい。
何も答えてくれなければ、すぐに担当を変えるべきだろう。

次回はなぜこの特別勘定のパフォーマンスが優れているかをお話します。