なぜソニー生命の世界株式型が他の特別勘定を圧倒するパフォーマンスとなっているか。
通常、株式や投資信託を買おうとすると、
どうしても株価が上がるときの気持ちより、下がるときの恐怖感が強いかと思います。
僕自身もそうです。
絶対に利益の出る株式投資なんてありえないと思っていました。
ただ、もしその恐怖感を最小限に抑えることができれば、
安心をもって、投資を見守ることができるのではないでしょうか。
では世界株式型はどういった会社に投資をしているのか見ていきましょう。
世界株式型は別名、「グローバル・フランチャイズ運用戦略」と呼ばれています。
世界各国の優良企業に集中投資されています。
投資される企業は、優良性とフランチャイズ(優位性)が高く、
有力な無形資産、高い資本投下利益率、潤沢なキャッシュフローを持っています。
さらに個別銘柄の選択には、長期保有を前提に、
徹底的なファンダメンタル分析が行われています。
例えば、ネスレやマイクロソフト、フィリップモリス等です。
こういった企業は、景気がいいときはもちろん、
景気が悪くなった時でもさえも、継続的に利益を上げ続けることができます。
なぜなら私たちにとってはそれらの企業のつくる商品は消費財であり、必需品だからです。
チョコレートが好きな人はネスレのキットカットを買い、
パソコンを使う人は、マイクロソフトのウィンドウズを更新し、
そしてたばこを吸う人は、フィリップモリスのマルボロを吸います。
不景気だからといって急に買うことをやめることはないので、継続的にお金を稼ぐことができます。
しかも、マーケットを世界中に展開しているので、売上げは上がる一方です。
もう一つの特徴として、投資先が20~40銘柄と他のファンドと比較すると少ないことです。
通常、200~300銘柄の株式に投資することは当たり前ですが、このファンドは違います。
投資する銘柄が多いと、一部の銘柄のパフォーマンスがよかったとしても、ファンド全体への影響は小さくなります。
一方、少ない銘柄に対して集中的に投資した場合は、影響は大きくなります。
(もちろん株価が下がった場合はパフォーマンスは下がります)
これらの特徴を持つグローバル・フランチャイズだからこそ、
10数年にわたり継続的なパフォーマンスを成し遂げています。
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