将来の年金が不安だから、個人年金という人がいるかもしれません。
銀行にお金を預けていてもお金は増えない。
でも、株や投資信託をするとなると、お金が減るから怖い。
すると、将来のために学資保険や個人年金という選択肢になります。
相場的には10年、20年払って、戻り率が105%から120%といったところでしょうか。
銀行に預けるよりはまだマシだし、
保険会社にお金を預けるから、お金をムダにつかうことを防ぐことができます。
そう考えている人に今日の話は少しは興味を持ってもらえるしれません。
保険の中にも、保険料を使って投資信託を買う仕組みがあります。
つまり、変額保険のことです。
変額保険を提供する保険会社は、
プルデンシャル生命、アクサ生命、ソニー生命の3社です。
各保険会社の特別勘定の運用状況を見てもらえればわかりますが、
プルデンシャル生命の設定来の年複利(2016年1月末時点)は0.90%~8.22%、
アクサ生命は(2015年12月末時点)は8.3%~12.5%、
ソニー生命(2016年1月末時点)は0.2%~11.7%となっています。
パッと見、アクサ生命のパフォーマンスがよさそうですが、
内容を見ると、設定日が2009年6月と、リーマンショック後となっています。
投資信託のパフォーマンスを評価するには少し短いかもしれません。
投資信託のパフォーマンスを評価するには少し短いかもしれません。
一方、プルデンシャルとソニーはともに1999年と実績が長い。
全体を見ると、ソニー生命の特別勘定の一つである世界株式型について、
設定来の騰落率は542%、年複利は11.7%となり、
16年前に100万円預けていれば、今ごろ642万円になっている計算となります。
学資保険や個人年金との違いに気付いてもらえるでしょうか。
すでにソニー生命の保険に入っているようであれば、ぜひ担当者に相談してみてほしい。
何も答えてくれなければ、すぐに担当を変えるべきだろう。
次回はなぜこの特別勘定のパフォーマンスが優れているかをお話します。
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