2016年3月29日火曜日

保険の契約者貸付の効用

生命保険に加入している人は多いと思います。
実際、生命保険文化センターによると、90%以上の方が加入されています。

しかしながら生命保険をうまく活用している人はあまり多くいません。
というのも、使い方を聞かずに知らずに加入している場合が多いからです。

そんな役に立つ生命保険の使い方の一つとして、「契約者貸付」というものがあります。

たとえば、ここに現金が1億円あります。
現金1億円の価値は1億円です。

ここで、一時払の終身保険に1億円を使って加入したとすると、
1億円の保障金額の生命保険ができることになります。通常であればここまでかもしれません。

さらに契約者貸付を最大限活用するわけです。
契約者貸付においては通常、解約返戻金の90%まで貸付を受けることができます。
(死亡事由が発生した際には、保険金額から貸付金額相当を控除された金額を受けとることになります。)

そうすると、1億円の保険と9000万円の現金を作ることができました。

この9000万円を活用して不動産を買ってもいいのですが、
たとえば、ここでは毎月分配型の投資信託を購入したとします。

すると、今後は1億円の保険と9000万円分の投資信託となります。
さらに、毎月の分配金を得られることができます。

中には10%を超えるリターンの投資信託もありますので、
それらを使って、株を買ってもいいですし、投資信託をさらに買うでもいいと思います。

つまり借入を受けるというのは、レバレッジ効果を利用するということです。

最初は現金1億円だったものが、最後には1億9000万円以上の価値となります。

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