現在の健康保険の仕組みを見てみると、
入院や手術をしたとしても、実はそんなに自己負担額は少ないという話をしてきました。
そもそも保険とは将来起こるかもしれないリスクに対して備えるものですが、
そのリスクが限定的であれば、必要性はそれほど無いです。
ただそれは健康保険の適用内での話です。
先日、適用外の事例として、出産や子どもの入院時の話をしました。
それに追加して健康保険の適用外の治療の中で重要なものとして、先進医療があります。
言葉のとおり、患者の選択肢のために提供された先進的な技術を用いた医療のことです。
自分には先進医療を受ける病気にはならないと思うかもしれません。
先進医療の中身を見てみると、ほとんどは多くの人に関係ないかもしれません。
ただ一つひとつ見てみると、これは将来自分が年齢を重ねたときに、
必ずこの病気にかかりそうだなと思う事例もあります。
ここでは詳細は述べませんが、先進医療といっても、多くの人に関係があります。
そして、先進医療を受ける費用は、全額が自己負担となります。
先進医療の自己負担額はピンキリです。そこで出てくる保険が先進医療保険です。
先進医療を受ける際の医療費を所定の金額までカバーできるものです。
先進医療保険の保険料は高そうなイメージがありますが、
じつはひと月当たり100円前後だったりします。
たったの100円で数百万の先進医療を受けれたら、これは入る価値がありますよね。
この先進医療保険は少しくせ者で、実は単体では入れないんです。
つまり、医療保険に入って、その特約として、先進医療をつけるしかないです。
なので、医療保険は必要ないけど、入らないといけないというのはこういう事情です。
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